やっほー!こすだより

院内報「やっほー!こすだより」 第48号

(2007.10.1発行)
バックナンバー

平熱と微熱

前号では体温測定と電子体温計について、意外と誤差が大きいですよ、というお話をしました。
それではそういう誤差を承知した上で、微熱について考えてみたいと思います。

発熱とは

何度以上を発熱と考えるかは、他症状の有無によって異なります
他の症状が全くなくてピンピンしていて、体温だけが高いときには、
私は「平熱より1℃以上高いとき」と考えています。

風邪症状があるときや、倦怠感のあるとき(ゴロゴロしている、ベタベタ甘えてくる時)には、
「0.5℃以上」で発熱とみなすときもあります。

体温測定自体の誤差が0.3〜0.5℃もあるなかで、
この微妙な変化をとらえようとすると、次の2つのことが大切になります。

ひとつは、普段から平熱をできるだけ正確に知っておくこと、

もうひとつは、現在の体温をできるだけ正確に測ることです。

元気な時に平熱を知っておこう

人間の体温は1日の中でも規則的に変化します。
一般的に朝はやや低く、夕方は少し高めです。その差は年齢が低いと大きくなり、
0.5℃くらいの差があるときも少なからずあります。

平熱を知るためには次の方法をお勧めします。
まず、3日連続で朝・夕・眠前と合計9回の体温測定をします。
その後、朝・夕・眠前の平均値をそれぞれ記録しておき、これを平熱とします。
つまり、朝・夕・眠前の平熱と3つそろえることになります。

もっというなら、この平熱は季節によっても変動しますから、
四季ごとにこれをくりかえしておくのが理想的です(なかなか面倒ですが(^_^;))。

体温測定の誤差を減らすために

できるだけ繰り返して測定しましょう。
複数回測定したときは、その一番高い値ではなく、平均値をとりましょう

暴れまわった後や食後は体温が少し上昇しますから、
最低10分はおとなしくした後で測りましょう。横になる必要はありません。
テレビでもみせるか本の読み聞かせなどで、走り回ることを避けてください。

微熱かな?と思ったら

まずは繰り返し測定して平均をとり、
あらかじめ測定しておいた「その季節その時刻の平熱」との差を考える、というのが理想的です。
(笠井康史)

衣服の調節

衣服の調節が難しい季節になりました。
これからしばらくの間は日中と朝晩の気温の差が大きくなり、
子どもに着せる服をどれにしようかと考えてしまいます。

着せすぎもいけないし、でも薄着だと風邪をひいてしまうのでは…と心配はつきません。
そんな時に、少しでも参考にしていただけたらうれしく思います。  

体温調節機能が未熟な赤ちゃんと、
体の動きが活発になってくる赤ちゃんの着せ方は違ってきます。
発達と運動量に合わせて衣服を選んであげましょう。 

体温調節がうまくできない0〜1ヵ月の赤ちゃんは大人より1枚多め、
1〜3ヵ月は大人と同じぐらい、
動きが活発になる3ヵ月以降は大人より1枚少なめに着せると良いと言われています。

これは、あくまでも目安と考えて、その時の環境や子どもの健康状態に応じて調節が必要です。

さて、実際に衣服を選ぶ時、子どもの様子を見ながら着せたり脱がしたりが
手早くできるような前開きの羽織るものベストが便利です。
中に着ているものが下着や長袖Tシャツで、その上を着たり脱いだりできるものに
しておけば簡単に調節ができます。

上手に調節をしているつもりでも汗をかいてしまうこともあります。
そんな時は夏の暑い季節と同様に、こまめに着替えをさせてあげてください。

また、外出時もちょっと注意しましょう。
大人でも、買い物に行ったときに店内をウロウロしている間に
体が冷えてしまい「寒いな」と感じることがあるかと思います。

そういう時の為にも、1枚脱ぎ着ができるものをカバンの中に入れて行った方が安心です。
ベビーカーで外出の時も同じです。

ベビーカーを押して歩いているお母さんは暖かくても、座ったままの赤ちゃんは
風を受けやすく、動いているお母さんに比べて寒いと考えて防寒対策をしましょう。
ひざ掛けなどがあると便利です。子どもが散歩途中で眠ってしまうこともよくあります。
そんな時もひざ掛けのようなものが1枚あれば便利だと思います。    

(看護師:さくら)

予防接種のタイミング

予防接種を受けるタイミングは、
体調や他の予防接種の間隔も考えないといけないので結構大変です。
ポリオ・水ぼうそう・おたふくかぜ・MR(麻疹、風疹混合ワクチン)・BCGの
予防接種を受けてから他の予防接種までは4週間、
DPT(三種混合)を受けてから他の予防接種までは1週間あけます。

どちらも、今回接種した曜日から4週間または1週間あけて、
同じ曜日から接種できます。
(但し、現在ではDPT1期の3回はDPTを受けて次のDPTまでは中3週間あけるので、
 受けた曜日から3週間後の次の曜日から接種できます。)

今年もインフルエンザワクチンの接種の時期が近づいてきました。
他の予防接種とインフルエンザワクチンの接種の予定を
どうすればよいかわからない時は、お気軽に相談して下さい。

また、病気にかかったあとも気をつけなければなりません。
当院では、突発疹・水ぼうそう・おたふくかぜなどの感染症に
かかった場合は治ってから2週間、麻疹にかかった場合は
4週間あけなければ接種できません。
風邪の場合は、基本的には熱が下がってから1週間あければ接種できます。

鼻水や咳などの風邪症状の出始めは、経過が今後どうなるかわからないので、
接種を避けて様子をみた方が良いと思います。

熱が下がっても、鼻水や咳が長く続くこともよくあります。
そんな時、いつになったら接種できるの?と思いますよね。
症状が長びく時は、快復傾向にあるな〜と感じたり、
または同じような状態が続いているか、悪くなる傾向がなければ、
接種できることも多いです。

症状や経過によっても変わりますので、
もちろん診察の結果により接種可能かどうかが決まります。

「鼻水が続いていたので、なかなか接種に来れず
 タイミングをのがしてしまいました。」
と言う声をよく耳にします。
接種に関して相談や迷ったことがあれば診察にきて下さいね。
適切な時期に予防接種を受けられるよう、注意しましょう。

(看護師:チョッピー)

ペットボトルボーリングで遊んでみませんか??

用意するもの

ボーリングのピン

空のペットボトル(中を良くゆすぎ、ふたも捨てないで付けておく)
サイズ500mlや1000mlなど何でも好きなサイズを利用する。
本数1本〜何本でも(本格的にするなら10本を用意する!)

ボール

ビーチボールやゴムボール、紙で作ったボールなど…(大きさは自由になんでも!)
小さかったり、柔らかすぎると、ピンに当たっても倒れないので、注意!!

遊び方

ピンを並べよう

ペットボトルのピンを適当な間隔で並べる。
並べただけで、すぐに倒れてしまう時は、中に少し水を入れてみる。
入れすぎると、倒れなくなるのでほどほどに…

並べ方

・一列に何本も
 ○○○○○○

・3本を△に
・6本を△に
・10本を△に
 ○   ○    ○
 ○○   ○○    ○○
    ○○○  ○○○
        ○○○○

ピンを倒そう

ピンから少し離れたところに立ち、
ボールをころころっと転がしてみる。
(上手にできたら、ちょっと遠くから投げてみて、
 ボールを投げる距離を変えていこう!)
ピンにボールが当たりにくい場合はボールの大きさを大きくしてみよう。

ピンは何本倒れたかな?

倒れたピンの数を一緒に数えよう!
スコアに数字を書いたり、見たり、数えたりして数字や文字に興味を
持ってもらえるとイイのになぁ!!

家族やお友達と、個人戦やチームを組み団体戦で、
本格的に2〜3ゲームスコアを付けながら遊んでみるのもオススメです。
みんなで楽しい時間を過ごしてほしいと思います。
(受付:うさ美)

ダニにとって快適な住まい!?

私たちの住まいが快適になるほどダニによる被害が目立ってきました。
最近、子どもだけでなく成人にも深刻な問題となっている
アトピー性皮膚炎や気管支喘息等は、
ダニやその死骸・フンと関連性が非常に高いとも言われています。

ダニは、世界中で4万種以上も確認されています。
200種近くいるといわれる日本では、
一般の住居から100種以上も検出されており、
各家庭に40種前後が住みついていると考えられています。

その中でも、毎日の生活で最も恐ろしいのは、チリダニ。
生きているときはもちろん、死骸までもアレルゲン性があるからです。
しかもこのチリダニは、通常総ダニ数の5〜9割を占め、
家庭にも驚くほどの数で潜んでいるのです。

また、ダニの大好物は食べ物のカス・カビ、
さらには、ほこりなどに混ざっている人やペットのフケやアカです。
つまり、家中のいたるところにダニの食べ物があるのです。
これではダニが増え続けるばかりと言えます。

ダニの被害を防止するには、室内を清潔に保つなど総合的な環境対策が必要です。
ダニにとって最高の住居は、高温多湿な場所で、温度20〜30℃、
湿度60〜80%の環境が、最も増殖に適した環境だといわれています。
しかも、最近は冷暖房が行き届いているため、季節を問わずダニは繁殖していきます。

特に、枕やフトンなどの寝具はダニにとって最高の場所です。
人間が寝ることで温度が保たれ、かつ夜中にかく汗によって湿度もあります。
さらに、目にみえないほど小さなフケやアカはダニの大好物。
寝具では、毎日たくさんのダニが増殖しているのです。

健康のためにも、毎日使う寝具について
もっと真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

その第一歩が掃除機かけです。
できるだけこまめに掃除機をかけることは、
ダニやハウスダスト対策に有効です。

ただし、ここでひとつ問題があります。
それは、掃除機についている空気の吹き出し口です。

せっかく掃除機でダニやハウスダストを吸引しても、
どちらもとても小さいので、空気の吹き出し口から
また部屋の中に出てしまうのです。

掃除機をかけるときは必ず窓を開け、
吹き出し口は窓の外に向けるなど工夫しましょう。

(受付:ちょーやん)
ぷくぷくほいくえん
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