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院内報「やっほー!こすだより」 第39号
(2006.4.1発行)


◆ 予防接種のスケジュール   暖かくなって、風邪も少なくなる季節です。予防接種は着実にすませていますか?  気候の良いときが予防接種のチャンスですよ(^_^)。   以前にも、同じような内容をかきましたが、最近2年間でいくつかの変更がありました  ので、もう一度、現在のお勧めスケジュールをまとめます。 ◆ 最近の変更点 1.BCG : 「生後3ヶ月から6ヶ月未満」になりました。(以前は、生後3ヶ月から4歳未満)   ツベルクリン反応は廃止されました。 2.麻疹・風疹:麻疹風疹混合ワクチンになり、2回接種となりました。 3.日本脳炎: 現在は中断しています。(厚生労働省による「積極的勧奨の差し控え」)     遠くない将来に再開される予定ですが、その再開時期は未定です。     (東南アジアへの行き来がある方など、状況によっては今も接種できます)     中学3年の「日本脳炎V期」は廃止されました。 ◆ コス小児科お勧めスケジュール   0才  : BCG、 ポリオ1回目、 三種混合×3回、 (可能なら)ポリオ2回目   1才  : 麻疹風疹混合、 (残っていれば)ポリオ2回目         水痘(任意)、 おたふく(任意)、 三種混合追加   2才  : 特にありません。上記のものが残っていれば、追いつくチャンスです。   3才  : 日本脳炎T期初回×2回(※現在休止中)   4才  : 日本脳炎T期追加(計3回目)(※現在休止中)   年長さん: 麻疹風疹混合 (就学前の1年間の間に接種)        (上記のものが残っていないか、学校に上がる前にチェックしてください)   小学4年: 日本脳炎U期(計4回目)(※現在休止中)   小学6年: 二種混合(三種混合と合わせて計5回目) ※インフルエンザワクチン(任意)は満6ヶ月以上、毎年です ◆ 幼児の便秘  便秘で困っている子は結構います。何らかの病気が原因で便秘になることが ありますが、そのような病気でなければ食事で改善できることもあるので 子供の食べ物を考えてみませんか。 その前にまず毎日決まった時間にトイレに座らせてください。 怒ったり無理強いしたりするのは逆効果ですが習慣をつけることは大切です。 次に食事です。食べ物は繊維分の多いものを選びましょう。 例) ・イモ類 −サツマイモ、サトイモ、こんにゃく ・野菜類 −白菜、キャベツ、ピーマン、なす、にら、もやし、きゅうり、ごぼう、 にんじん、大根 ・豆類類 −大豆、小豆、おから、納豆 ・穀類  −麦飯、コーンフレーク、ポップコーン ・果実類 −みかん、オレンジ、杏、乾燥プラム、パイナップル、メロン ・きのこ類−しいたけ、しめじ、えのき ・海藻類 −わかめ、昆布、のり、寒天、ひじき などなど、いろんな材料を組み合わせて腕をふるってください。  食べてくれなくても諦めず、味を変えてみたり形を変えてみたりして 毎日のメニューを考えてみてください。すぐに便秘が改善することは 難しいですが根気よく続けてください。  排便時に苦痛を伴ったり、出血が見られたりするときは、 一時的に便秘の薬を使用したほうが良いという事もあるので、 先生に相談してください。 乳児の便秘の相談もよくあります。 「何日ぐらい様子を見たら良いのですか?」 「母乳をあげていたら親の食事も考えたほうがいいのですか?」 「便秘の薬は癖になるんじゃないんですか?」 診察室の中でよく耳にする質問です。  幼児の便秘の場合と同じく、何らかの原因があって便秘しているときは、 まずその原因を取り除かなければなりません。原因がなければ慌てる必要は ありません。何日ぐらい便がためられるか赤ちゃんによってさまざまです。 4、5日ぐらいでおなかが張ってパンパンになる子もあれば、 1週間ぐらい平気でためられる子もいます。  ミルクの量が少なくなったり、吐乳したり、おなかが張って不機嫌など 気になる様子が見られたら一度先生にご相談ください。  母乳をあげているお母さんの食事に関しては、ほとんど影響がないので気にしなくてもいいです。 便秘の薬は癖になるということはないので指示があれば安心して使ってください。  そのほか、気になる事があれば気軽にご相談くださいね。 ◆ 食材情報 Q&A Q じゃがいもの男爵とメークィーンはどのように違うのですか? A 男爵とメークィーンには、次のような違いがあります。
  男爵いも メークィーン
球形で深いくぼみがある 細長い長卵形で芽のくぼみは少ない
皮は黄白色、身は白 皮、身とも淡黄色
特性 でんぷん質が多くホクホク でんぷん質は比較的少なくて粘質
肉質 煮くずれしやすい 煮くずれしない
やや甘味がある
原産国 アメリカ イギリス
調理法 粉ふきいも コロッケ
サラダ マッシュポテト
煮込み料理
(シチュー、ポトフ、肉じゃが)
炒め物 揚げもの
◆ 熱を測りましょう 「昨夜から熱っぽかったけど、測っていません。」 「体に触ると熱いのですが、熱を測らせてくれなくて…」 「ちょっと、じっとしててよ。…あぁ、またエラーや…」 この冬は、インフルエンザなど熱の高い患者さんが 多く、機嫌の悪い子どもの熱を測るのに苦戦する姿を よく見かけました。 でも「いつから、何度の熱があるのか」は大切な情報なんです! 「体温」と「体温計」の特徴を知って「熱はかり名人」を目指しましょう。 体温  文字通り「体の温度」ですが、口の中、耳、わきの下、肛門など測る場所 によって違いますし、朝は低く、夕方は高い、と測る時間によっても かわります。食事や運動の後も高くなります。  一般に年齢の小さい子どもほど体温は高めですが、個人差も大きいので 「平熱」を知っておきましょう。「平熱」は、元気なときの朝・夕方に リラックスした状況で3〜4日続けて測り、それぞれの平均をとります。 そうして得た「平熱」から1℃以上高ければ「熱がある」と考えていいでしょう。 体温計   ここでは一般的なわきの下で測る電子体温計についてお話します。  本来、わきの下で体温を測るには、5〜10分体温計をはさみ続けなければ 正確には測れません。(これを実測といいます)  しかし、たくさんの人のデータを集めて、測り始めの熱の上がり方から 5〜10分後の体温を予想して数十秒(最近では10秒なんていうものもあって、 びっくりです)で測定を終了するのが予測式の体温計です。 現在、市販されている電子体温計は予測式ですが、はさみ続けると 自動で実測式に切り替わるものもあります。  「耳式」や「予測式」はお手軽ですが、「あれ?」と 思ったときに確認できるよう、実測式に切り替わるものをお勧めします。  また、手軽に耳で測るものもありますが、正確に鼓膜に向けるのが難しい ので正確には体温を測定できないようです。 熱の測り方  まず、深呼吸しましょう。焦ったり、イライラしていると 子どもも不安ですし、落ち着きません。 子どもの背中が自分のお腹にぴったりくっつくように、膝に抱きます。 左わきの中心に体温計をはさみ、左腕の肘より少し上を体ごと抱くように お母さんの右手でしっかり抑えてください。このとき、子どもの利き手と 逆の脇を使うと測りやすいです! この右手は測定終了のブザーが鳴るまでは「何があっても離さない」ことがコツです。 この体勢だと、子どもは左手も肘から先は自由に動かせますし、 「押さえられている」とはあまり思わないようです。お母さんの左手は空いている ので、絵本など興味をひくものを示してあげるのも良いでしょう。  ◆ 簡単おむすび 〜おむすびまん編
海苔を二等辺三角形に切抜き、
三角おむすびに付ける。
海苔 ・・楕円に切り抜く(目)
海苔 ・・細切り(まゆ、口)
にんじん・・丸く切る(鼻)
◆ 子どもの入園にあたって 4月になり、入園式や入学式を終えたお子さまたちが、ピカピカの 制服や帽子に身を包んで登園、登校される風景に出会うと、 何年か前の自分の子どもたちの、特に入園時の事が自然と思い出されます。 子どもと一緒に、色々な話をしながら手をつないで登園できる日々は、 その当時は忙しくて大変だったけれど、今思うと本当に楽しくかけがえの ないものでした。 でも、この春から初めてお子さまが通園、という保護者の方にとっては、 不安と緊張でいっぱいのスタートだと思います。 その中でも一番大きな不安として、もし子どもが、「行きたくない」と言ったら どう対応したらいいのだろうかという事があげられるのではないかと思います。 しかし私自身にもこんな経験があります。 ―入園式も無事終わり、最初三日間くらいは嫌がる様子もなかったので、 もう大丈夫かな・・・と思い始めた四日目の朝のこと。 「さあ、幼稚園に行こうね」とカバンを背中に背負わせたとたんに子どもが シクシクシクと泣き始めました。「どうしたの?」と聞いてもただ泣くだけで 何も答えは返ってきません。「しんどいの?」「おなかが痛いの?」などと聞く うちに少しずつ、親の私にもその意味がわかってきました。 子どもも「やはり幼稚園には行ったほうがいいらしい」と彼なりに理解していて、 行きたくはないという自己矛盾と格闘している様子でした。登園の道すがら、 シクシク泣きながら肩を落として歩くわが子と連れ立って、本当に母親の私 も何度も泣きたい気持ちになりました。 そんなことが二週間も続いたでしょうか。少しずつ子どもは、園に慣れ、 お友達に出会い、それでも朝は少しだけシクシクするけれど、 校門まで泣きながら登園、という事はなくなりました。 子どもにはそれぞれ個人差があります。新しい環境にすぐ適応できる子ども、 少し時間がかかる子ども。 しかし彼ら自身がその不安を乗り越える力を持てる時は、必ず来るものです。 その事を信じて、環境を整えた上でただ、子どもに真摯に向き合い、 共に成長するような気持ちで見守っていくこと、それが一歩ずつ階段を 上り始めたわが子に対して親ができる事なのではないかと思います。 では、環境を整えるとはどういうことでしょうか。一番大切な事として、 「早寝・早起き」という事が挙げられると思います。今は社会全体の生活時間帯が 私たちの子どもの頃に比べて大きく変わっています。そんな中で子どもに 「規則正しい生活」をさせようとするには親の方に大きな努力が必要だと思います。 でも生まれて数年しかたっていない子どもの身体に昔も今もそう大差が あるとは思えません。たまには夜更かしが楽しい事もありますが、それは 大人の特権。「起きる時間と寝る時間を決める」という楽しみは子どもが 大人になるまで取っておいてあげる、これも親の務めではないでしょうか。 そしてなかなかそんなにうまくはいかないかもしれませんが、 早起きができれば着替えにもたっぷり時間が取れ、朝食、排便も 済ませることができるというわけです。また、週末などに遠出をしがちな ご家庭では、休み明けに疲れが取れていないという事も意外に多いものです。 元気そうに見えるお子さまでも体調・疲れ具合をよく確認してあげてください。 その他にも心配されている事はたくさんあるとは思います。でも最初から お父さん、お母さんがあれこれ考えすぎないでください。 不安な気持ちはお子さんにすぐに伝わります。 楽しい事をたくさん思い浮かべてこの季節を乗り切ってください。 ◆携帯版コスマガジン お申し込みをしていただいた方に、携帯用のメールマガジンでの 情報発信を、月1回行っています。 申し込み方法 ・携帯電話から、申し込み専用アドレス宛てに空メールを送って下さい。 《申し込み専用アドレス》 km#kos-clinic.com ※迷惑メール防止のため、メールアドレスを一部変えてあります。 お手数ですが#は@(半角アット)に直してください。
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