院内報「やっほー!こすだより」 第27号
(2004.4.1発行)
◆待合室にて・・
待ち時間というものは長く感じるものですね。
当院でも長くお待たせすることがしばしばあります。待ち時間短縮のために
いろいろと努力・工夫はしているのですが、どうしてもゼロにはできません。
少しでも、ましな気分でお待ちいただくために・・
<備え付けのおもちゃ>
以前に「待合室におもちゃをおいてほしい」という要望がありました。
「大人は待てても子どもは時間がもたない」というのはよくわかります。
ところが待合室におけるおもちゃ選びは結構難しいのです。
・誤嚥の可能性のあるものは不可
(おはじき・ビーズ等)
・転倒のおそれがあるものは不可
(室内シーソー等)
・他人に迷惑をかけるものは不可
(ボール・大きな音をだすもの等)
・ホコリをかぶって掃除できないものは不可
(ぬいぐるみ等)
・あまりに楽しくて、離れられなくなってしまうものは不可
(ビデオ・ゲーム等)
・かたづけがあまりに大変なものは不可
(パズル等)
などなど、なかなか適当なものがみつかりません。
いいアイデアがあればご提案ください。
<持ち込みのおもちゃ・本>
自分で持ち込むとなると、上記の制約はかなり緩和されます。自分の本や
玩具・人形等で時間をつぶせる子どもは持込みも一法です。他の人に迷惑を
かけない限り、それらの持ち込みはむしろ歓迎します。
<室内温度・BGM>
室温や音量は適当でしょうか?
そうでない場合は遠慮なくスタッフに申し出てくださいね。
<絵本>
備付けの絵本は大切に。名前を呼ばれてかたづける際には、次の人が
気持ち良く本を選べるよう、並べるのを手伝ってあげてくださいね。
<清潔に(飲食禁止)>
医療機関ですから、清潔さは最も気を使うことの一つです。スタッフが
毎日心を込めて掃除しています。みなさんも清潔保持にご協力ください。
診察が控えていることもありますので、飲食はやめてくださいね。
たべこぼしのあるソファーや、ジュースのこぼれた床は、いやでしょう?
<騒ぎすぎないよう>
子どもですから、じっとしていられないのはある程度仕方がないことですが、
お隣に座っている人は頭痛をがまんしているかもしれません。
病気の子どもが集まっている場所であることを踏まえ、止めるべきときは
止めてください。
<最後に・・・>
後半はお願いばかりになってしまいました。待合室は公共の場所であり、
さらに「病気の子どもたちが集まっているところ」ですので、ご協力を
お願いします。
「公共の場所での行動を教育する機会」「他者への思いやりを教えるチャンス」
と考えて頂けると助かります。
「静かにしてなさい!」ではなくて、「しんどうそうにしている赤ちゃんが
いるね。静かにしておいてあげようね。」・・・など。
◆子どもの事故 ―頭を打った!―
子どもは本当によく転びますよね。
転んで泣いていても、次の瞬間には、また同じことをしている・・なんて
ことはよくあります。大きな事故につながらないようにするためにも、
大人が子どもの環境をしっかりと守ってあげたいものです。
では、なぜ乳幼児は転びやすいのでしょうか?
・平衡感覚(バランス)が十分に発達していないため
・体に比べて、頭が大きくて重く、重心の位置が高いため
・子どもの視野は、大人に比べて狭いため
などが原因としてあげられます。
これらのことを配慮して、事故を未然に防ぐことが大切です。
けれども、もし事故が起きてしまったらどうすればいいのでしょうか。
転んで、落ちて、頭を打った!
↓
・ぐったりして、呼んでも反応がない
・けいれんを起こしている
・出血している
(清潔なタオル等で傷口を押さえて、病院へ)
・何度も嘔吐する
※いずれの場合も、体をゆすったりはしない!
↓
救急車を呼んで、すぐに病院へ行く
子どもの骨は柔らかく、転んでも簡単に折れたりはしませんが、小さな
ひびが少しずつ広がって、じわじわ頭の中で出血することもあります。
こぶができたから大丈夫とは言えないのです。頭を打った直後は、元気そう
にしていても、その後症状が急変することもあります。上記以外の場合でも、
48時間は普段と変わった様子がないか、注意していて下さい。
様子に異変を感じた場合は、たとえ夜中でも脳外科のある病院へ行って、
CTなどの検査を受けて下さい。
◆聴診器で聞こえるのは…
「もしもし、しましょうね。」
子供たちにもおなじみの診察風景で、医師が手にしているのは「聴診器」です。
体の中の音を聞いています。
息を吸う音、吐く音。心臓が元気に動いている音。お腹の中で腸が動いている音。
私たちの体は絶えずリズムを刻んでいるのです。
びっくりするほど大きく聞こえる音もあるし、聴診器でも耳を澄まして
ようやく聞こえる音もあります。
聴診器を当てているとき、本人がしゃべると体の中の音が聞こえにくく
なります。聴診器を当てているときはお話をお休みしてくださいね。
泣くのは仕方ないですね。
また、あやそうとして子供さんの体をトントンしたり、ポリポリ掻くと
響いて、体の中の音が聞こえにくくなります。
☆診察室からのお願い!!
診察では必ずお口の中、のどを見ます。
泣いたとき、「お口あ〜ん」のときに、嘔吐したり、むせることもありますので、
受診の前にはミルク、おやつなどは控えてくださいね。
◆こどもの歯 Part1
〜歯がはえてきたかな?〜
最近、しきりにものを口に運んで噛もうとする動作がふえてきたかなぁと
感じてきたら、もうそろそろかわいい歯が顔を出してくるかもしれません。
泣いている時など大きな口を開けている時にそっと口の中をのぞいて見て下さい。
結構感動の瞬間だったりします。
歯がはえるのには個人差があり、お子さんによって4〜5ヶ月の差があります。
最初にはえる歯は下の前歯で、平均すると男児で8ヶ月、女児で9ヶ月ごろです。
これはあくまでも平均です。
歯がはえると同時によだれが多くなることがあります。これも一時的な炎症に
伴うもので心配ありません。
同じような月齢の子に歯がはえてきたのに、うちの子は・・・と心配になる
こともあると思いますが、気長に待っていてください。
1歳3ヶ月ごろになっても、まだ歯がはえないようなら、小児歯科でレントゲン
写真をとってもらい、歯がきちんとできているか調べてもらうといいと思います。
◆おふろで楽しい時間を過ごしてみませんか?
赤ちゃんのときはみんなおふろが大好き。
でもだんだん成長していくうえで「お湯やシャンプーが目に入って怖かった」
「きれいにしないと怒られる」など、おふろでのイヤな体験を記憶してしまう
ことも多いのではないでしょうか?そんな記憶をふきとばして、おふろが
「楽しみの場」になるような方法をご紹介したいと思います。
・おふろで遊ぼう・・・
きれいに洗うことだけを目的にしていると子どもはなかなか入りたがりません。
タオルや石鹸、ジョ−ロなどを使って一緒に遊びましょう!
・シャンプーで変身しよう・・・
おふろ場に鏡はありますか?髪の毛を洗うのが苦手という子どもが多いですが、
シャンプーの泡でウルトラマン、キューピーさんなど色々な姿に変身してみると、
変身した姿を鏡で見せてあげれば喜んでくれるのではないでしょうか?
・洗いっこでスキンシップを・・・
いつも洗ってあげるだけではなく、逆に子どもに洗ってもらうことで素敵な
スキンシップになるのではないでしょうか?
・湯船の中では・・・・
●タイルなどを利用して数遊び!!
湯船に入って、いつも「1、2、3、4」とただ数を数えるばかりでは子どもは
あきてしまいます。そこで壁面のタイルなどを数えて遊んでみるのはどうですか?
●なまえ当てクイズ!!
「からだ」を意識するのは、裸になるおふろが一番です。
そこで、肘、膝、かかと、まつげ、まゆげなどの間違いやすい部分も、楽しみ
ながら覚えられるのではないでしょうか?
●実験!!
水に浮くもの、浮かないものなどの「実験」も試してみるのはどうですか?
新しい発見があるのでは??
楽しくおふろに入ることによって、おふろが大切なコミュニケーションの場に
なってほしいと思います。
◆携帯版コスマガジン
お申し込みをしていただいた方に、携帯用のメールマガジンでの情報発信を
月1回行っています。
申し込み方法
・携帯電話から、申し込み専用アドレス宛てに空メールを送って下さい。
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