院内報「やっほー!こすだより」 第26号
(2004.2.1発行)
◆使い残しの軟膏類 − リストを作成しましょう −
お家に使い残しの軟膏がごろごろしていませんか?
基本的には、病気が治れば残薬は廃棄していただくのが原則なのですが、
つい「もったいない意識」が働いてしまいますね。そのうちにどれがどれか
わからなくなって、でも「何かのときに役に立つか」ととっておいたりして…
そのうちいっぱいたまってきます(^_^)
自分の判断で手近にある軟膏をとりあえず塗っておこうとするのはよく
ありません。適切でない薬を塗ってしまうケースはしばしば見受けられます。
最悪の場合、症状を悪化させる場合もあります。
とはいえ、薬そのものは利用可能ですので、診察のうえ、残薬を利用する
ことはできます。そんな場合、下のようなリストを作っておくといいと思います。
皮膚症状で受診されるとき、リストを持ってきていただければ、その中で
利用可能なものがあればその旨を指示します。他院で処方された薬でも
もちろん結構です。
【リストの一例】
薬のなまえ 既に使用した量 処方日
アンダーム軟膏 ■■□□□ 2004.1.5
ゲンタシン軟膏 ■□□□□ (不明)
□□□□□
□□□□□
□□□□□
「□□□□□」は、既に使用した量に応じて塗りつぶしていきます。
■□□□□なら、少しだけ使って殆ど残っている、
■■■□□なら半分弱残っている、
■■■■□なら残わずか、
ということです。
(注意! 白黒を逆にしてしまうと、追加記入が難しくなります。
「すでに使った量」を塗りつぶす、あるいはチェックを入れるようにしましょう。)
チューブではなく、容器に入っている場合、中身が単剤の場合は、同様に
使えます。しかし容器の場合はほとんど混合軟膏です。混合されている場合
でも薬剤情報などで中身が分かっている場合は使えますが、混合比率が分かって
いることが条件です。同じ組み合わせの薬でも、混合比によって用途はまったく
異なりますから注意して下さい。判断できない場合は、薬剤情報そのものを
お見せ下さい。
(薬局・医療機関によっては、混合比を明示していないところもあります。
その場合は利用できません)
◆塗り薬のお話
<塗り方のポイント>
・まず、薬を塗る前に、患部を清潔にしましょう。
きれいに洗うか、拭くかして、患部の水気をよく拭き取ります。
しかし!これは理想的なお話。
塗布前の清潔保持が面倒で、塗る回数が減ってしまうようであれば困って
しまいます。洗うことよりも、指示された回数塗ることを優先させて下さい。
・指先に薬を適量取り、患部の各所にチョンチョンと置いてゆきます。
それから、置いた薬を指の腹を使って、円を描くように薄く肌にすり込んで
いきしょう。こうすれば、全体にムラなく塗ることができますよ。
・指に薬を取り出す時は、必要な分量だけ!
たくさん塗れば、早く良くなるというものではありません。回数や分量など、
必ず医師の指示に従いましょう。ご自分の判断で、塗ったり塗らなかったり、
回数を減らしたり、中断したりというのはよくありません。
症状が悪化したり、治療が長引く原因にもなります。
<保存方法>
冬―常温
夏―冷蔵庫
*冬場はストーブの近くなど、極端に温かい場所は避けてください。
<口や目に軟膏が入ったら?>
少量なら大丈夫です。
必要な分量だけを肌にすり込んでいれば、こすった時に手につく薬の量は
ごくわずかです。ですから、万が一、口や目に入っても心配ありません。
◆便秘
赤ちゃんの便が2〜3日出ないと、自分のことのように心配するお母さんは
多いようです。しかし、排便のリズムは個人差のあるものです。一般的に、
毎日の排便のリズムが確立されるのは、学童期になってからともいわれています。
したがって、何日かに1度の排便であっても、機嫌がよく、おっぱいやミルクも
よく飲んでくれ、体重の増え方も順調ならば、心配することはないでしょう。
〔便秘対策〕
便秘対策でまず大切なことは、出来るだけ腸を動かす努力をすることです。
お風呂上がりの血液の循環がよい時に、腸を刺激するマッサ−ジが効果的です。
赤ちゃんのおなかに向かって、時計方向に円を描くように、ゆっくりとやさしく
マッサ−ジしてあげましょう。
また、お風呂上がりに、果汁や5%ぐらいの砂糖水を飲ませてあげると、
効果がある場合もあります。(これは個人差があります)
次に、綿棒浣腸という方法もあります。これは綿棒をオリ−ブ油に浸し、
お尻の穴を軽くつついて便意を促すという方法です。お尻の穴のちょっと上に
ある神経を刺激することにより、便が肛門に近づいて来ると排便したくなると
いう感覚を呼び起こす訓練でもあります。あまり強く刺激すると、お尻を傷つける
ことがありますので、注意して下さいね。
それでも排便のない場合や、コロコロのかたい便でお尻が切れて出血を伴う場合
などは受診しましょう。便を軟らかくする薬もありますし、浣腸処置をすること
もあります。
大人にも子どもにも、睡眠不足や体の疲れ、ストレスなどは便秘の大敵です。
規則正しい生活習慣にこころがけましょう。また、離乳食の始まった赤ちゃん
からは、野菜や果物など食物繊維の多い食品を食べる習慣をつけましょう。
◆耳あか〜耳垢栓塞(じこうせんそく)
〜耳の孔(あな)をふさぐくらい耳あかがたまってしまう〜
耳あかがたまって外耳道(耳の穴の入り口から鼓膜まで)をふさいでしまい、
耳が聞こえにくい状態です。
耳あかにはベタベタした粘り気のある湿性(しっせい)耳垢(じこう)と、
パサパサと乾燥している乾性(かんせい)耳垢(じこう)の2種類があり、
そのタイプは人それぞれですが、湿性耳垢のほうが多くみられます。
綿棒などで耳そうじをしたときに耳あかを奥に押し込んでしまうことが耳垢栓塞の
原因となり、また、耳そうじのしすぎが原因となることもあります。
耳そうじは、見える部分をそっと取り除くだけで十分です。無理に取ろうとすると
外耳道を傷つけるおそれがあります。お風呂あがりに綿棒で耳の入り口あたりを
ふき取ると耳あかも耳に入った水も一緒に取れます。奥の方にたまっていそうな
ときは耳鼻科で取ってもらうのがおすすめです。
◆風邪の疑問あれこれ<PART2>
今年の冬は、暖かい日や寒い日の差が大きくて、衣服の調整などが難しく風邪を
ひかせまいと、いろいろと気づかいされているのではないでしょうか?
前回のコスだよりに続き、お母さん方からよく質問される内容をあげてみました。
「生後6ヶ月位までは風邪をひかないと聞いていたのに、何でうちの子は
2ヶ月で風邪をひいたのでしょう?」
生後2ヶ月で診察の結果、風邪と診断され不思議でしかたがない様子でした。
確かに赤ちゃんには、お母さんのお腹にいた時に、お母さんからもらった免疫が
残っています。しかし、風邪のウイルスは実にたくさんあります。お母さんが
すべての風邪に免疫を持っているわけではないので、お母さんが免疫を持って
いないウイルスの風邪なら生後1,2ヶ月の赤ちゃんでも風邪をひくことがあるのです。
「明日、熱が下がっていたら学校(保、幼稚園)に行ってもいいですか?」
園で何か行事があったり、学校では勉強が遅れるからと1日も早く行かせたいと
思う気持ちもわかりますが、熱以外の症状はどうでしょう。
熱がなくても、しんどそうにしていませんか?
熱は、朝下がっていても昼からまた上がるようなことがよくあります。
まる1日熱がない日を確かめてから登校(園)した方がよいでしょう。
又、熱もなく元気で咳や鼻水だけが、残ることもよくあります。そんな時、
登校(園)させるか難しい問題です。
仕事をもっているお母さんは、長く休めない、他に面倒を見る人がいないなど
家庭的な事情、学校(園)での風邪の流行状況、近所、回りの人たちとの人間関係
(風邪はうつすうつされるのもお互い様となっているような時とそうでない時)
などの社会的状況によって、各々に考えてもらうしかありません。
ただひとつ、風邪はうつる病気ということを忘れずにいてほしいと思います。
◆かんたんおやつレシピ
《 さつまいも団子 》
コタツに入って、ゆっくり、ほっこりするひととき!
簡単な手作りおやつで、お茶しませんか?
【材料】
さつまいも 中1本
もち 1切れ
【作りかた】
@さつまいもは、適当な大きさに切って、レンジで軟らかくなるまで蒸します。
皮をむいて、大きめのボールに入れ、つぶし、甘みが足りないようなら砂糖を
足します。
Aもちは水にくぐらせ、ラップをかけて、1〜2分レンジでチンして、とろとろに
します。
Bさつまいもと、もちをよーく混ぜたら出来上がり!!
きな粉や、ごまをまぶしてもおいしいよ。
《 栗蒸しようかん 》
簡単なのに、見ためは本格的!
お茶菓子にもどうぞ!
【材料】・・4個分
ゆであずき 200g (缶詰でO.K)
栗の甘露煮 6個
片栗粉 大さじ2
牛乳 大さじ2
【作りかた】
@片栗粉を牛乳でとき、ゆであずきに加えて、よく混ぜます。
A栗2個は、大きめに刻んで、ゆであずきに加えます。
B小さめの耐熱容器4つにラップを敷いて、ゆであずきを1/4ずつ入れて、
軽く口をひねってレンジで4〜5分チンする。
C粗熱がとれてから、栗をひと粒ずつのせ、ラップをしっかりひねって形を整え、
完全にさめたらラップをとって出来上がり!!
◆携帯版コスマガジン
お申し込みをしていただいた方に、携帯用のメールマガジンでの情報発信を
月1回行っています。
申し込み方法
・携帯電話から、申し込み専用アドレス宛てに空メールを送って下さい。
《申し込み専用アドレス》
km#kos-clinic.com
※迷惑メール防止のため、メールアドレスを一部変えてあります。
お手数ですが#は@(半角アット)に直してください。
詳しくはこちらへどうぞ
|