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院内報「やっほー!こすだより」 第10号
(2001.6.1発行)




◆おかげさまで3周年

 この地で開業させていただいてから、もう3年が経ちました。
おかげさまで大きなトラブルもなく、最近では混雑の対策を考えねばならぬほどになりました。開業当初の記録を見てみますと、最初3ヶ月程は、1日の患者数は平均10〜15人程(!)で、たいして汚れてもいない床を毎日毎日掃除していました。今では信じられないくらいです。
 今では、新しく引越ししてこられた方から、「近所で評判をきいてきました」とお聞きする事も多く、少しは地域の子供たちのお役に立てているのかなぁ、と思っています。

 これからも、少しでも質の良い小児医療サービスの提供をめざして、スタッフ一同、頑張ります!


◆薬剤情報提供書(薬の説明書)は大切に!

 最近では、院内処方・院外処方にかかわらず、薬の名前をかいたものをもらう事が多くなっていると思います。ところによって、小さな半切れのようなものをホッチキス止めしてあったり、A4・B5サイズのものであったりします。時にカラー写真付きのこともあります。

 他の医者にかかるときには、是非これを持参して下さい。大切な情報です。

 まず第一に、重複投薬を防ぐのに役にたちます。小児科・耳鼻科・皮膚科などで、共通で使用する薬剤は結構多いので、これには充分注意しなければなりません。また、重複でなくても、併用してはいけない薬剤の組み合わせや、併用する際には充分注意(減量など)しなければならないものもあります。
 特に、慢性疾患などで常用薬がある場合には、常に最新の「薬の名前と量」を把握しておいてください。薬剤情報をだしていない医療機関なら、医師にたのんで、メモ書きでもいいですから書いておいてもらいましょう。薬の種類や量がかわる度に忘れずにそれを更新しておいてください。

 次に治療の継続性です。例をあげましょう。風邪症状で小児科にかかっていて、(A)という抗生物質を服用していたとします。引き続いて中耳炎を合併(しばしばあることです)して、今度は耳鼻科にかかったとします。耳鼻科の先生は、それまでに服用していた抗生物質の名前がわかれば、きっとそれとは違う種類の抗生物質(B)を処方するでしょう。だって、(A)を服用している間に中耳炎を発症したのですから、少なくともそのお薬は効いていないと考えるのが普通です。しかし、もしも情報がなければ、「たまたま」以前とおなじ薬(A)を処方してしまうかもしれませんね。

 ところで、別の医院・病院にかかったことを、非常に申し訳けなさそうに話されるお母さんが時におられます。特に、それが小児科だった場合に多いようですが、そんなことを遠慮したり、気をつかっていただく必要はありません(それほど了見が狭くはないつもりです)。それよりも、「情報」の方が大切ですので、是非遠慮はなさらないで、「情報の橋渡し」をしてください。

 逆に、当院を受診していて、他の医療機関を受診するときは、是非、薬剤情報提供書を持参してください。

 話のついでに言えば、病状が思わしくなくて「大きな病院でみてもらおう」「一度医者をかわってみよう」と思われる方でも、遠慮なく申し出て下さいね。必要に応じて、紹介状なりメモ書きなりしますので。(くりかえしになりますが、情報の伝達は大変重要です!


◆子供の事故V 誤飲

 生後5ヵ月くらいから手に触れるものをぐっと握り締め口へもっていこうとします。
「これは何だろう?」興味をひくものを、小さな指で器用につまんでまずはお口で確認します。でもそれが、自分にとって危ないものかどうかは判断できません。
「何食べてるの」ってヒヤッとしたことはありませんか?
子供の事故で最も多いのは誤って食べてしまう「誤飲」です。

今回はたばこの誤飲についてお話します。

・おとなしいと思ってたら、灰皿のたばこの吸い殻をさわっていた。
・灰皿代わりにしていたジュースの空缶の水を飲んでしまった。
・散歩の途中、ポイ捨てされた吸い殻を拾って食べた。

 誤って口にするものの中でも多いのがたばこです。
たばこは大人で2本が致死量と言われており、体重が少ない子供にとっては1/2 本でも命にかかわります。低タールのたばこでも同じです。
いつ、何を、どれくらい口にしたのかが大切な情報です。
 
たばこを口にしていたら・・・

吐かせる
 口の中のたばこをかきだし、舌の付根を強く押して吐かせます。

持ってくる
 吐いたもの、口の中にあったもの、まわりに散らばっていたもの、そして灰皿にあったものすべてを持って来てください。

すぐ病院へ
 胃に入ったたばこからニコチンが吸収されるまでに処置しなくてはいけません。
一刻を争うこともあります。

 特に、灰皿の水を飲んでしまった場合はニコチンの吸収が早いので危険です。
病院では医師が家族からの情報をもとに、体に入ったと思われる量を推測し、ニコチン中毒の症状がないか、診察します。必要に応じて、胃洗浄、点滴などの処置を行ないます。「様子を見ましょう」とお家に帰ってからも約4時間はニコチン中毒の症状がないか、気をつけましょう。

 吐き気が続いたり、繰り返し吐く。口の中の違和感、よだれが増える。腹痛を訴えたり、下痢をする。顔色が悪い、頭痛を訴える。手足が震える。冷汗をかく。まぶしがる。
このような症状が現われたら、もう一度受診してください。

 しまったと後悔する前に、子供のまわりを見渡してください。床から1メートルまでの場所にはたばこを置かない習慣をつけましょう。
みんなで禁煙できれば一番いいのですが・・・


◆簡単!ひと口ギョーザ!!


むしむし ジメジメ暑い夏をふきとばすには、ギョーザにビール!!
たねさえできれば超カンタン。
材料

・ギョーザの皮 60枚(大人なら1人15個はOK)
・豚ひき肉(あいびきでもOK)100g
・A しょうゆ 大1/2
   酒  大1/2   他にんにくやしょうがのすりおろしをお好みで
   ごま油  大1/2
   塩    少々
・キャベツ(小)1/4個
・にら     1/2束
・ねぎ     1/2本
・片栗粉    大1

作り方

@野菜はすべてみじん切りにして、片栗粉を加えてまぜておく。
A別のボールに、ひき肉+Aを入れて混ぜ、@もまぜる。
Bギョーザの皮にティースプーン1/2〜1杯分のたねをのせて、4ッに折る。(はしはとめなくてもOK)
Cフライパンにごま油を熱し、中火に皮の重なっていないほうを下にして入れる。 ギョーザ同士は重ねないでね。
D焼き色がついたら、ひっくり返し、水30mlを入れてふたをする。
E音が静かになって約5分。底がカリッと焼けたらギョーザのできあがり!!


◆予防接種を受ける前の気がかり

◎ アトピー性皮膚炎だけど…
・ BCG接種以外なら、多くの場合大丈夫です。
・ BCG接種の場合、接種する部位(上腕部)の皮膚がジクジクしてただれていると接種できませんが、片方の腕だけの場合は、きれいな方の腕に接種できます。
・ ステロイド(副腎皮質ホルモン)剤の塗り薬を広範囲に塗っている方は、状態によりますのでご相談ください。注射部以外で、部分的に使っている場合はOKです。

◎ 卵アレルギーだけど…
・ 鶏卵を制限されている場合は、麻疹やインフルエンザの予防接種は慎重に。(卵を使って作られるワクチンなので)

◎ ひきつけを起こしたことがあるけれど…
・ 熱性けいれん、または泣き入りひきつけであると診断された場合でも予防接種は受けられますが、熱性けいれんの場合、医師と相談の上、数ヶ月ほど様子をみてから接種をした方が安心です。
・ 熱性けいれん以外で抗けいいれん剤を普段から服用しているときは、体調をみながら接種を。(麻疹以外の予防接種はそれほど心配がないものです)

◎ 病気のあとだけど…
・ 体調が整ってからなら大丈夫。
・ 慢性的な病気(はな、せき)でも、症状が安定していれば予防接種をうけることができます。
・ ウイルスによる感染症(突発性発疹、水痘など)のあとは1ヵ月くらいあけた方がよいでしょう。

◎ 熱があるけれど…
・ 微熱があっても、ほかに症状もなく元気ならば接種できることが多いです。微熱以外に、鼻水や軽いせきなどの風邪症状がみられる場合は、診察してもらってからにしましょう。
・ 37.5度以上の熱がある場合は受けられません。少しでも調子が悪いかなと思ったら、無理に受けないほうが安心です。

◎ 小さめで生まれたけれど…
・ 2500g未満で生まれた赤ちゃんでも、在胎37週以上で、その後の健診で特に以上がなければ、2500g以上で生まれた赤ちゃんと同じに考えてもかまいません。
・ 早産で生まれた赤ちゃんも、その後の発育が順調ならOKです。

 いずれにしても基本的には、かかりつけの医師に相談してから受けましょう。


◆コスのおりがみ

 「おりがみ ちょうだい!」 今日も可愛らしい催促がありました。おりがみが、来院の楽しみの1つになっているのはうれしいことです。最初は、予防接種を頑張ったご褒美、おりこうさんに受診出来たご褒美にと思って、.少しだけ用意していたものです。それが今では、コスの名物になっているようですね。折っているのは スタッフ全員〈Drは除く〉です。
 「ワァ…これ可愛いい。」「これおもしろい。」と喜んでくれるお子達の笑顔に励まされ、暇を見つけては せっせと手を動かせているのです。ある物は本を見て、ある物は来院して来たお子さんに教えてもらったり…とレパートリーも増えつつあります。
お家に持って帰ったおりがみを見て、同じ物をたくさん作らされたお母さんもいます。自分で作ったおりがみを、たくさんプレゼントしてくれたお子さんもいます。
 これからも、おりがみの輪は広がっていくのでしょうか?
余談ですが、風邪をひいて お外で遊べないときは、親子で、おりがみ遊び…これ 絶対お勧めです。


◆夏季休診のお知らせ

 8月7日〜10日を勝手ながら、夏季休診とさせていただきます。
   (紙面版では、一覧表。HP版では、省略します)


◆電話受付について

○時間の指定はお受けできません。
 電話していただいた時点での順番をお知らせしますので、時間を見計らってお越し下さい。「この時間に診て欲しい」という指定はお受けできませんので、こちらに来ていただける時間帯になってから、お電話下さい。
○午前の診察の電話受付は、8時30分から、午後は、15時30分からです。
 午前中に、午後の診察の受付はできません。
○ 留守番電話での受付はいたしておりません。


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