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◆薬の“毎食後”って? 殆どの薬は「1日3回、毎食後」とかかれていますね。今回は、このことを考えてみたいと思います。 結論からいいますと、殆どの薬は、食後でなくてもかまいません。当院で、よく処方する薬の殆どは、「1日3回、適当に」服用させていただければ結構です。適当といっても、それぞれの間隔は、最低3時間くらいはあけてくださいね。 ところで、それではなぜ「毎食後」なのでしょう。医学的には、「空腹時に服用すると胃を荒らす」などの理由があるにはありますが、子供の胃は大人に比べて結構丈夫です。空腹時に抗生剤などを飲んでも、めったなことで胃炎にはなりません。 実は「毎食後」の主な理由は「服用忘れをふせぐ」ことです。社会人にとっては、「食後」にしておくのが服用忘れを少なくするいい方法です。それに、食事のテーブルについているときは、飲み物(水)を用意するのも比較的たやすいと思われますので。 逆にいうと、飲み忘れさえなければ、「毎食後」を変更して、違うタイミングで服用してもかまいません。帰宅、入浴、おやつ、着替えなど、毎日必ず行うようなことと結び付けて、忘れないよう工夫するのがいいでしょう。結び付けるものは、お子さんのスケジュールでも、お父さん、お母さんのものでもかまいません。お迎え、犬の散歩、お買い物、テレビの番組なども一案です。9時・14時・20時など、自分の都合の良いように決めてしまってもいいとおもいます。 ちなみに、「寝る前」にのまそうとすると、知らない間に子供が寝てしまってタイミングを逃すことがあります。これを防ぐ妙案はありません。お子さんの様子をみて、眠そうだったら、ちょっと早めにのませるしかないと思います。 「適当に3回」でもいい薬は・・ 抗生物質、せきどめ・鼻水どめ、下痢止めなどです。 食前でも、空腹時でも、運動後でも、なんでもかまいません。 ただし、喘息のおくすりなど、適当では困るものも中にはありますので、ご相談ください。 服用を忘れた時… 例えば、昼の服用を忘れた事を夕方に気づいた時、どうしましょうか。気付いた時にすぐに飲ませて、夜の分を遅らせて、寝る前にすればOKです。 同様の事は、小学生などにもいえます。昼の分を持たせてやっても、殆どの場合そのまま持ってかえってきてくれますね(^_^;)。帰った時に服用して、あとは寝る前にすればいいでしょう。いっそ、朝、帰宅時(16時頃?)、寝る前に服用することにしてしまっても結構です。 夕食後や眠前の分を忘れて、翌朝になってしまった時、これはあきらめるほうがいいでしょう。1回飛ばしにして、朝の分からきっちりと飲ませてください。 ◆電話受付について ○時間の指定はお受けできません。 電話していただいた時点での順番をお知らせしますので、時間を見計らってお越し下さい。「この時間に診て欲しい」という指定はお受けできませんので、こちらに来ていただける時間帯になってから、お電話下さい。 ○午前の診察の電話受付は、8時30分から、午後は、15時30分からです。 午前中に、午後の診察の受付はできません。 ○ 留守番電話での受付はいたしておりません。 ◆家庭内の危険 T やけど ・こけそうになって、思わずストーブの上に手をついた。 ・ハイハイして近づき、温風ヒーターの吹き出し口を触った。 ・ポットのコードを引っ張って、こけたポットのお湯がかかった。 ・炊飯器の蒸気口をさわった。 ・熱いお茶を飲んでいて、抱いていた子供にこぼしてしまった。 ・お風呂で給湯側の蛇口を触った。 ・ホットカーペットに寝ていて、スナップボタンが肌に触れて低温やけどした。 ・線香花火が足に落ちた。 身近なところに「やけどの危険」はひそんでいます。 家の中で熱いもの、あったかいものは何ですか?子供に触れないようにしてますか? この機会にチェックしましょう。 やけどをしてしまったら あわてないで 起こってしまったことは仕方ありません。落ち着いて、処置しましょう 服は着たまま 服を着たままやけどした場合、脱がさないでください。服と一緒に皮膚がはがれることがあります。服のまま水で冷やします 冷やす やけどをした直後にどれだけ冷やすか、で傷のできかたも変わります。洗面器に水、氷水をはって、できれば20分くらいつけておきます。やけどの範囲が広いときは、お風呂場で水シャワーをかけます。乳幼児が腕、足などをやけどしたときは、やけどは冷やしつつその他はバスタオルなどで保温します。 消毒する 十分冷やしてから消毒します。家庭にある傷口の消毒薬でかまいません。 みそ、しょうゆ、アロエなどを塗る習慣もありますが、細菌に感染するおそれがあるので、やめましょう。 病院へ行く 広い範囲のやけど、傷が深いときはすぐ受診してください。子供のてのひら10個分以上の皮膚をやけどしたときは、命にかかわることもあります。 やけどした日は赤くなってるだけだったのに、翌日には水ぶくれになっていた。よくあることです。水ぶくれはやぶらないように大事にしてください。新しい皮膚ができるまで細菌から守ってくれます。 ◆お薬のお話 X 飲ませ方 今回はお薬の飲ませ方についてご紹介してみようと思います。 水薬・・・ 子供のほうにもジュースの様なイメージがあるのでしょう、極端に嫌がる子というのは少ないようです。かなり甘く味付けしてあり、比較的、飲ませ易い薬です。飲ませる方法としては・・赤ちゃんなら、ミルク用の乳首をくわえさせてその中に分量の薬を入れてあげるとか、スポイトを使ってほっぺたの内側に流し込んだり(喉の奥に流すとむせちゃいますよ〜)とか。また、月齢が上がれば使える道具が増えますね。スプーン、ストロー、おちょこで一気呑みなどお子さんのお得意のスタイルを試してみてください。 粉薬・・・ 水やジュースに溶かすと多少苦味が出ます。粒子にコーティングされている甘味がはげてしまうからです。粉のままお口に入れて飲むと味が変わりにくく良いのですが・・これは上級者テク、小さいうちはまず無理なので、ごくごくわずか(1〜2滴でも多い場合も・・)の水を加え、団子状やペースト状に練って下さい。水が多過ぎた時はクリープや小麦粉を使うと固さを調節出来ます。それを頬の内側か上あごに塗り付けてお茶やジュースで流すと良いでしょう。頬の内側というのは味を感じにくい場所なのです。味がネックになって飲めない時は、アイスクリーム等の力を借りましょう。もちろん離乳食の進み具合にもよりますが、他にもプリンやジャムなど口当たりの良いものを上手に使ってお薬の味をおいしくごまかしてあげて下さい。例えて言えばおにぎりの中の梅干しのように、アイスの中にお薬団子を仕込んであげるのです。それから、“食後”にこだわらず食事の前、お腹がすいている状態で与えてみるのも一つのテです。 薬嫌いになると、子供って本当にガンコで困ってしまいますね。が、その時々の症状によって、いつもおいしいお薬が出るとは限りません。いかに快適にお薬を飲ませてあげるかは大事なポイントなのです。間違っても「何で飲まないのォォ☆」と、怖く迫ってはいけません。そこで、一度お薬の味見をしてみることをお勧めします。お薬の味を知っていれば、お子さんの気持ちも理解し易いでしょうし、工夫を凝らすヒントになるかも知れません。お試しあれ。 子供は風の子、そして風邪の子、寒い冬もニコニコ笑顔で乗り切っちゃいましょー!! |