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院内報「やっほー!こすだより」 第7号
(2000.12.1発行)




◆風邪ひき と 入浴

    私  「風邪のようですね。お薬をだしましょう。」
   お母さん「お風呂に入れてもいいでしょうか。」

・ ・これは、日常診療の中で、1日に何回となく繰り返す会話です。

 日本には昔から、風邪のときにはお風呂に入れないという習慣があります。でも、どうしてでしょう? 実は、決定的な理由が見当たらないのです。私は、入浴してもよい(むしろした方が良い)と考えています。
 これまで外国人と話をするたびにこのことを尋ねているのですが、これまで5カ国以上の人(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、マラウイ(アフリカ)他)と話した範囲では、どうもこれは日本だけの習慣のようです(逆に、どうして日本ではそうなのか、と聞き返されます)。東アジア諸国の人には聞いてみたことがありませんので、ひょっとしたらアジアの習慣かもしれません。日本では「風邪がひどくなる」「肺炎になる」などいろいろ言われますが、上記の国々で特に肺炎が多いようにも聞きません。

 では、どうしてこのような言い伝えができたのでしょうか。2点ほど、考え付くことがあります。
 一つ目は、疲労です。入浴することは、結構カロリーを消費し、疲れます。特に長湯をすると健康な人でもリフレッシュと同時に疲労感も感じると思います。
 ならば、浴室を充分に暖めておいて、さっと入れればいいでしょう。。
 二つ目は、湯冷めです。体が寒気を感じれば、風邪をひきやすくなるのは事実です。汗をかいたり、雨にぬれてそのままにしておいたりすると風邪を引きやすいのは実感するところですね。(ただし、既にひいてしまっている風邪が湯冷めにより悪化するかどうかははっきりしません。)
 対策は簡単です。部屋を暖めて、体をよく拭いて早く乾燥させればよろしい。今の住宅事情ならそれ程難しくはないはずです。昔のように、庭にお風呂があったり、銭湯に行ったりする場合は、どうしても湯冷めをしてしまいがちですが、今は、生活環境が変わっています。

 とはいっても、ぐったりしている子供を入浴させる事は、やはり気が引けます。そんな時は、無理をしないで、体を拭いてあげるだけでいいです。入浴させなければいけない、ということではなく、私のいいたいのは、頭から入浴はダメと決め付けないで、子供の状態や機嫌をみて決めてくださいね、ということです。熱があっても、結構元気にしていることはよくあります。そんなときは、入れてあげてもいいのではないかと思っています。
結論として…
 風邪をひいて熱があっても、子供がそれ程つらそうにしていなければ、入浴はOKです。ただし、

1. 浴室と入浴後に過ごす部屋を充分に暖めておく。
2. 短い時間で入浴を終える(湯で充分に暖まる必要なし)。
3. 入浴後、よく拭いて、髪を乾かす(ドライヤー可)。
   などに気をつけましょう。

「室温上げて、さっと入って、さっと乾かす」
 これでOK。


◆これは知っ得!

 日々に寒さが増してきました。寒さが厳しくなるこれからの季節は外出するのもおっくうになりがちですね。小さいお子さんを連れての外出といえば、市町村で行われる集団健診があります。人が多く、待ち時間が長かったり・・・と結構、労力のいるものです。
 
 そこで、少しでも集団健診がスムーズに受けられるようワンポイントアドバイスをあげてみました。
すべての健診に共通して言えることは、

●当日の朝は、早めに起こして、昼寝を午前中にとれるようにします。健診の時間は、午後なのでどうしても昼寝の時間と重なり、眠くなりがち。ぐずってしまって、より時間がかかってしまうことがあるからです。

●問診表は、できるだけ空白がないように書いておきましょう。空白があると、再度確認されることが多く、余分な時間をとられることがあります。

●衣服は、着脱しやすいものを。特に冬は、上からはおっておくようなものが、待ち時間の時には便利です。
 
 4ヶ月,10ヶ月健診は、家を出る前に、できるだけ授乳をすませておきましょう。会場でも、授乳の場所は用意してありますが、医師の診察や発達状況の観察をされることで、ゲボッと吐いてしまうことがあります。また、授乳をしていることで、順番が後になったりすることがあります。1才6ヶ月,3才6ヶ月健診は、歯科検診があり、フッ素の塗布があります。塗布後30分は食べたり、飲んだりできないので、余分な食べ物、飲み物は持っていかない方がよいでしょう。お子さんが目について食べたがり、それを止めるのにお母さんも大変です。
 
 3才6ヶ月健診は、他にはない、視力検査と検尿があります。出かける前に、排尿をすませてしまうと、会場で出なくて、検査ができないことがあります。そのことを考慮して、トイレ誘導して下さいね。
 視力検査は、お家でC(アルファベットのCの字のようなもの。ランドルト環といいます。)の方向を合わせ方を、あらかじめ練習しておくとよいでしょう。C(ランドルト環)の切れている部分を上下、左右合わせられるようにします。お母さんとまねっこ遊びのようにすると、お子さんも、遊び感覚にできて、よいかもしれませんね。そうすると、会場で早く慣れることができ、時間短縮にもなります。
 
 簡単に述べてきましたが、各市町村によっても少しずつ違うと思います。今後の健診を受ける時に、少しでも参考になればと思います。


◆りんご詰め鶏肉のロースト

 今、店頭には赤く色づいたりんごが山積みですね。そんなりんごの甘酸っぱさが、あっさり味の鶏肉にほどよく溶け込んだメニューを紹介します。クリスマスのメニューとしてもおすすめです。

【材 料】4人前

鶏胸肉     4枚    玉ねぎ     50g
りんご(紅玉) 4個    セロリ     30g
砂糖      大さじ3  バター     大さじ1
バター     大さじ4  パン粉     大さじ1
              白ワイン    1/2
【作り方】

@りんごは皮をむいて薄く切り、鍋に入れる。砂糖をまぶし、バターを小切りにしてちらし、中火にかける。柔らかくなるまで煮る。途中焦げそうになったら水をたす。 A玉ねぎ、セロリはみじん切りにし、バターで透明になるまでいためる。@の半量とパン粉を加え、軽く塩こしょうをふる。
B茶碗を用意し、鶏肉の皮を下にして広げる。中央にAの1/4量を置き、周りの肉をたぐり寄せるようにして包み込み、たこ糸で口を縫って、りんごがはみ出さないようにする。それを4個つくる。
C鶏肉の表面にたっぷりと油を塗り、オーブンで皮がパリッとするまで焼く。(200℃で20〜25分位)
Dりんごソースを作る。@の残りに白ワインを加え、弱火でとろりとなるまで煮詰め、塩こしょうで味をととのえる。
E焼き立ての鶏肉を器に盛り、Dのりんごソースをかけてできあがり。 


◆お知らせ

○ 新聞・テレビ等で、インフルエンザにかかった場合、一部の解熱剤は使用しない方がよいと報道されています。当医院で処方している解熱剤、アルピニー坐剤・カロナール細粒は、どちらもアセトアミノフェンなので、使用していただいて差し支えありません。

○10月より受付の電話予約制を始めました。来院前に受付予約の電話を頂きますと、待ち時間が少し短縮されます。電話予約され方が優先となりますが、混み合っている日は待っていただくことになります。ご了承下さい。



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