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院内報「やっほー!こすだより」 創刊号
(1999.11.1発行)


◆創刊にあたって

 十数年間の病院勤務の後、思うところあってこの地で開業させていただいてから1年余りが経ちました。振り返れば、長くも短くもある1年でした。当初は、とまどうこともありましたが、ようやく少し軌道にのってきた気がしています。
 患者さん(やご家族)に少しでも多くのことをお伝えしたいと、これまで、「ワンポイントアドバイス」なるものを作ったりしていましたが、この度もう少し充実し体裁を整え「院内報」という形にする運びになりました。
 今後は医療情報だけでなく、雑談や季節の話題なども織り交ぜていきながら、楽しく、且つ役に立つ紙面を作っていけたらいいなと思っています。これもまた初めての試みですので、いきなりいい紙面は作れないかもしれません。しかし、その試行錯誤もまた楽しいです。あまり気負わないで、ぼちぼち作っていきます。

投稿・感想など大歓迎です。


◆インフルエンザ
今回の内容は、主にインフルエンザについてです。
ご存知の通り最近2シーズン続けて大流行がみられました。
インフルエンザが、典型的な症状だけで済んでくれればまだいいのですが、合併症として脳炎・脳症を起こす事があります。

インフルエンザワクチン
 ○11月18日より接種を開始します。
 ○1回 4000円(税込み)

 (4週間あけて2回接種が必要)

その他の予防接種も随時受け付けています。


1999年1〜3月の期間を対象に、厚生省がインフルエンザ脳炎・脳症について調査した結果は、大筋次のようでした(1999年6月報道発表より)。
「238例報告があったが、そのうちの60才以下217例を調査対象とし解析した。
年齢別では、5才までに全体の82.5%が含まれていた。
また217例中、回復86例、後遺症56例、経過観察中17例、死亡58例であった。
死亡数58例のうち、5才以下は50例を占める。217例中、ワクチン接種を受けているものは1例もなかった。」

つまり、60才以下のインフルエンザ脳炎・脳症は、5才以下で80%強、10才以下だと90%強を占める、また、不幸にしてかかってしまえば、1/4は死亡、さらに1/4は後遺症を残す、ということです。そして、そのだれもがワクチンを接種していなかった…。

 現時点では、インフルエンザに対しては、かからないよう予防に力をいれ、かかってしまったら対症療法に努め、重症となりそうな状況を早く見極めて(大きな病院で)全身管理をする、というのが最善の策です。

……ということで、今回はインフルエンザ特集です。看護婦さんから一般的に気をつけること、窓口スタッフからワクチン接種の事務上のことをお知らせします。また、インフルエンザワクチンに関するリーフレットも用意してありますので、スタッフにお申し出下さい。

 もうインフルエンザの話とは気が早い、と思われるかもしれませんが、ワクチンを打つ(4週間あけて2回うちます)なら、11〜12月或いは、12〜1月前半に済ませておくのがいいでしょう。


◆予防接種を受ける前にもう1度確認を!
予防接種は、特別な時間を決めないで診療時間内に行っています。
前日までに電話で予約をしてください。
予防接種でごくまれに副反応のでるお子さんがいます。その場合すぐに対処できないという理由で、土曜はなるべく避けてもらっています。
同じ理由で、診療時間内なるべく早めに(特に木・土曜は)来院下さい。
また、初めてのワクチンに関しては、接種後15分ほど様子を見てもらいます。時間に余裕を持ってお越しください。
母子手帳を忘れないでね。


◆家族みんなでガラガラッペッ
 昨年の冬、インフルエンザが猛威を奮い、一家4人で・・・という家族もありました。
お父さんが外からもらってきて、子供達にうつし、最後に看病疲れも重なってお母さんが倒れるというパターンが多かった様です。

あるお母さんに聞かれました。
「先生や看護婦さんたちはどうして元気なの?インフルエンザの人ばっかり集まっているのに・・・」

答えは「ワクチンを接種したから」です。
家族みんなでワクチン接種が理想的ですが、いろいろ事情があって難しいのが現実です。そこでインフルエンザを予防するコスいやいやコツをそっとお教えしましょう。

その1 外から帰ったらまず手を洗う!
その2 なにがなんでもうがい!うがい!


うがい薬はなくっても水でもOK アよりオの口で喉の奥のウィルスを吐き出すイメージでやってみてください。
結局昔から言われていることばかりですが、家族みんなで続けることが本当のコツです。
それでもかかってしまったら、我慢しないで早めにコスへ来てください。
コスには大人用の風邪薬もあります。


@コス小児科に“3つの待合室”があるわけごぞんじですか?

それは、院内での感染を出来るだけさけようという考えからです。
もうすでに院内案内などで知っていらっしゃるかたも多いことでしょうが、キリンさんのお部屋は予防注射やアトピーなど移る可能性のほとんどない子供さん。

パンダさんのお部屋は風邪ひきさん。
ここのお部屋には空気清浄器が設置されています。

@3つ目の小さなお部屋は・・・。
水ぼうそう、おたふくなど感染する可能性の高い病気の子供さん。
ここのお部屋は、いわゆる隔離室です。
診察も会計もすべてこの部屋で優先的に行います。
時々感染する病気ではないのに、症状が似ているということでここで待っていただくことがあります。
先生が診察して違っていたらすぐに広いお部屋に移っていただきますので、少し我慢してお待ち下さいね。

もうすぐ寒い季節がやってきます。風邪ひきさんも多くなる時期です。診察まで長くまっていただく時もあるかもしれませんが、この3つの待合室で少しでも快適に過ごしていただけます様に!


◆( ひととき )

 お気付ですか?受付横に季節のディスプレイをしています。今は、トトロが収穫の秋を楽しんでます。

 また、感想などお聞かせ下さい。


◆編集後記
やっほ−!コスだより創刊号いかがでしたか。
開院して1年半、やっと首が座ったばかりの赤ちゃんだったお子たちが、今や医院内を走り回り、お話しもしてくれます。そんな子供さんたちの成長に負けないよう私たちスタッフも院内報作りにトライしてみました。満点にはほど遠いできですが、懲りないでご愛読下さい。

さて、次号では、コスの秘密が暴かれます。ご期待を!!
また年末年始休診のお知らせもいたします。


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